最近、社会派ブロガーちきりんさんの「ゆるく考えよう」という本を読みました。
「世の中」「お金」「働き方」について、ちきりんさんの考え方が書かれています。
この本を読んで、少し心がホッしたというか、今の自分を認めることができた気がします。
自分が固定観念に縛られているように感じる方、将来が暗く思えて不安に感じている方におすすめです。
自分の心に深く刺さった部分を少しだけ紹介します。
ちきりんさんが旅行に行くことで得ているもの
ちきりんさんは海外旅行に一人で行かれるようなのですが、そこで「自分という存在のちっぽけさ」を感じているようです。
これは悪い意味ではなく、普段大事で価値のあるものだと思っている”仕事”や”自分”という存在に対して「地球規模で考えたら、大したことないや」と思える、気持ちが軽くなる感覚という意味合いです。
私は海外旅行という大きな規模ではないのですが、海や山の中の木々を眺めているときに、よく似たような感覚になります。
大きな自然を目の前にしたとき、自分の普段している仕事がいかに小さいことなのか。自分がどれだけ大きなミスをしたとしても、この自然たちは無条件に迎え入れてくれるだろうな、という感覚になります。
旅行といえば娯楽のイメージですが、こういう世界の大きさを再認識できる貴重な機会とも感じています。
「よかった確認」
ちきりんさんのご家族は、どれだけマイナスに思える状況でも「よかった確認」をするようです。
よかった確認とは、
大混雑のイベントで財布を盗まれても「お金で済んでよかった」、病気をすれば「健康のありがたみが分かってよかった」(本文引用)
などというように悪い出来事の良かった面を探し出すというものです。
今の私で、仕事を退職するという状況を使うと「心の病気になる前に、仕事をやめれて良かった」「若いうちに仕事を辞めることで、新たなことに挑戦できてよかった」という感じです。😊
自分の人生に起こる出来事をどう捉えるか、、、。それこそ自分の人生ですから、ある意味自分勝手に良い方に捉えていくのは大事だなぁと感じました。後悔したところで、もう過ぎたことは変わりませんから☀
悲観的にならなくて大丈夫
ちきりんさんの「ゆるく考えよう」について少しだけ書きましたが、私はこの本を読んで「変に悲観的にならなくていい」と勇気をもらいました。
特に「おわりに」の部分のメッセージには心を打たれる言葉がたくさんありました。
これらからの人生、自由に、物事の良い面にも目を向けて生きていけたらと思います。
基本がネガティブな私は、何度も読み返したい本です、、、☽
コメント